春の躍動から夏に勝負の連戦へ ~全国大会報告~
今月7月末に開催のドリームカップ、そして今シーズンは例年より早めの8月開催となる関東甲信越大会と、勝負の夏に向けての練習が続く我が東京ブルーサンダース。先だって5月21日・22日に神戸市に於いて開催されました『第24回 全国身体障害者野球大会』では、準決勝進出を果たすことが出来ましたが、目標とする全国制覇には及ばず、収穫と課題を得てのその後の取り組みにつなげています。写真でのご紹介を中心に、春の全国大会のご報告をいたします。
≪5月21日 1回戦 東京ブルーサンダース7-0新潟シリアス≫
笠松大聖 全国のマウンドに登板し躍動。先輩たちが支えて攻守かみ合い進撃。

全国のマウンドに初めて立つ笠松。立ち上がり満塁のピンチを、ショート田中等の先輩たちと、共に背負って乗り切る!!

そして初回ウラ、チームに流れを呼び込む『大先輩』大森の一撃。

今大会は初日のみ出場の大森。攻守にチームを叱咤し、鼓舞。翌日の勢いにつなげる。

そして、捕手大森のリードと、先発笠松等チームメートの信頼に無失点で応えた田中。完封で初戦を突破する。
≪5月22日 準々決勝 東京ブルーサンダース8-1長野佐久レッドスターズ≫
初戦の勝利で波に乗る佐久に対し、ブルサンも前日からの勢いに乗って応戦。3点先制後は進塁打、好走塁、粘った末の巧打など優位に試合を進め、代打河井のヒットでムードは最高潮へ。

準備万端! 一点集中! 気合MAX!! スタメンの藤沢はネクストで虎視眈々と狙う。

スタジアムのマウンドでも躍動するピッチングで、初戦からの勢いを持ち込んだ笠松。ナイスピッチ!!

5-0 リードの4回 石垣はファールや選球で粘りに粘ってレフト線へ運び3塁へ。6点目を挙げるがフォアザチームで1点ずつ積み重ねる。

レッドスターズに立ちはだかる河井。この対戦では代打で登場しセンター返しの一撃!ブルサンのムードは最高潮に達する。
≪準決勝 東京ブルーサンダース4-8北九州フューチャーズ≫
『2番ショート』笠松、3回に右中間への2ランを放つも、立ち上がりの4点ビハインドに最後まで及ばず。連打で攻め続けるも、先の塁をどう狙って奪うか?という課題を共有し、今後の公式戦に臨む。

日本代表ナショナルチームでのチームメートも多いフューチャーズに今年も全力勝負の田中。

長田監督(30)と財原主将で決戦のフィールドを固める。

反撃の一撃(宮本)長打警戒の相手リード。

ピッチングだけではなく、攻守の士気を高めるなどの活躍も光った副将田中。前主将の石垣(6)もサポート。

試合前・試合中に的確なコーチングと叱咤激励でチームを鼓舞した日暮。最終回は自ら代打でヒット!!今大会のブルサンを支え、牽引した。
この大会でのブルーサンダースに、遠方よりご支援ご声援頂いた方々に対して、厚く御礼申し上げます。そして、この大会開催にご尽力頂いた、日本身体障害者野球連盟、及び大会主催団体、後援・協賛・支援団体、そして各関係者の方々に、深く敬意を表させて頂きます。
感謝の気持ちをとともに、ブルーサンダースは今後の大会も全力で挑み、この大会で果たせなかった全国制覇に、引き続き挑戦します。よろしくお願いいたします。

夏からの戦いに向けて、走り出せブルーサンダース!