お知らせ

魂を胸に ~大会出場報告~

全日本身体障害者野球選手権大会の出場権をかけた、関東甲信越大会が9月に控えています。2017シーズンのここまで、我が東京ブルーサンダースは財原主将、田中副主将を中心に全力で戦っていますが、まだ公式戦での勝利が得られていません。今シーズンのここまでの出場大会についてご報告のかたちで振り返りつつ、ブルーサンダースはこれまでに積み重ねてきたチームスピリットを強く再認識し、来たる大会に向けて暑い8月に熱く練習に取り組み、必勝を目指します。

 

第25回 全国身体障害者野球大会 5月20日21日 神戸市総合運動公園野球場(ほっともっとフィールド)他

 

財原主将(手前)田中副主将の連携が、文字通りの素晴らし-キャプテンシーとなり、今季のチームを牽引する。

財原主将(手前)田中副主将の連携が、文字通りの素晴らし-キャプテンシーとなり、今季のチームを牽引する。

 

行進中も、意識は直後の開幕戦か?

行進中も、意識は直後の開幕戦か?

 

≪1回戦 東京ブルーサンダース1-8広島アローズ≫

 

「ブルペンまでダッシュだ! すぐランニングいくぞ!!」

開会式直後に試合ということで、財原主将は本部に召集中で不在。各々の荷物をベンチへ運んでいる早々に、すでに号令をかけていたのは、副主将の田中。チームの中心としてマウンドに立つだけではなく、財原主将をサポートし、全体に対してのメッセージを積極的に発し、頼もしい副主将の姿を見せてくれます。準備体操は順番が分からずにしくじってましたが・・・ほっともっとフィールドの開幕戦ではショートの守備位置から内外野に届く大きな声で、ポジショニングや状況確認、そして打球に飛び込むなど、まさにチームを引っ張りました。

 

ブルサンは今シーズンから副主将が3名。新たに副主将に就任した河井が先発して2回を封じたあとの3回表、副主将のひとり大沼がライト線を強烈に襲うスリーベースでチャンスを作ると、田中が着実に還して1点を先制。3人の副主将が躍動し、財原主将もキャプテンシーを発揮しました。1試合を通しての体力集中力が及ばず、広島アローズに逆転を許したのちに敗れ、その後の交流戦も大阪ジャガーズに敗れましたが、今季のチームの戦う形を示した大会出場となりました。

 

先制点につながる豪打の大沼。頼れる副主将のドンとした存在感!

先制点につながる豪打の大沼。頼れる副主将のドンとした存在感!

 

キャプテン、そして振り抜く勝負強さでもチームを引っ張る財原

キャプテン、そして振り抜く勝負強さでもチームを引っ張る財原

 

大声発する タイセイハッスル!! (笠松大聖)

大声発する タイセイハッスル!! (笠松大聖)

 

副主将田中、最後は立つべき場所、神戸のマウンドへ感謝を込めて。

副主将田中、最後は立つべき場所、神戸のマウンドへ感謝を込めて。

 

第14回 DREAM CUP 身体障害者野球大会 7月29日30日 裾野市運動公園野球場他

 

怪我等で戦列を離れていた選手が復帰し、必勝を期して臨んだ大会でしたが、初戦の準々決勝は先制点を許したことで試合の主導権を握ることが出来ず、このことが響いて猛反撃を仕掛けながらも及ばずに敗れてしまいます。翌日は交流戦への出場となり、先発市川が力投するも攻守に乱れが生じて龍野に敗戦。直後のミーティングで、関東甲信越大会につながる市川の好投に応えられなかった状況を出場選手全員で共有したうえで、来たる大会での一戦必勝を誓いました。

 

≪準々決勝 東京ブルーサンダース6-7福島新潟連合≫

 

1番石垣が帰ってきた!天性のスピード感とセンスを取り戻す。

1番石垣が帰ってきた!天性のスピード感とセンスを取り戻す。

 

今大会では4番・捕手として宮本も復帰。体現するブルサンのメンタリティーを忘れてはいけない。

今大会では4番・捕手として宮本も復帰。体現するブルサンのメンタリティーを忘れてはいけない。

 

チーム最年少・市川の力投。奮い立て!

交流戦、チーム最年少・市川の力投。奮い立て!

 

ドリームカップでも快打を連発した大沼が優秀選手賞受賞。

ドリームカップでも快打を連発した大沼が優秀選手賞受賞。

 

各大会の運営にご尽力頂いている、主催団体以下運営スタッフの皆さん、そして、多くのご協賛団体の皆さんが、大会に出場している身体障害者野球チームを支援して下さっています。大会の運営に携わる皆さんに対して敬意を表し、深く感謝申し上げます。

 

日頃からのチームへのご支援ご声援に感謝いたします。今シーズン引き続いてのご声援、よろしくお願いいたします。

日頃からのチームへのご支援ご声援に感謝いたします。今シーズン引き続いてのご声援、よろしくお願いいたします。

 

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