旧コラム

春の全国大会に出場します!

写真は、前回大会での開会式の様子です。


開会式

開会式

 


我が東京ブルーサンダースは、5月19日・20日に神戸市において開催される『第20回・全国身体障害者野球大会』に出場いたします。身体障害者野球における、最も大きな規模を誇るこの大会の出場は、1997年度の第5回大会から数えて「16年連続16回目」となります。

東京からですと遠方になりますが、会場へご来場いただき、ご声援いただくと共に、身体障害者野球というものを実際にご覧になり、知って理解していただける機会となれば幸いです。この2日間東京周辺でお過ごしの皆さんも、神戸方面へ少し気持ちを向けてお過ごしになり、ご声援いただければ嬉しく思います。障害者野球に取り組むことが出来ることへの感謝の気持ちをしっかり持って、精一杯プレーして優勝を目指します。よろしくお願いいたします。

 

以下詳細です。

 

第20回 全国身体障害者野球大会

 

大会期間…5月19日(土) 20日(日)

大会会場…兵庫県 神戸総合運動公園 (ほっともっとフィールド神戸及びサブ球場)

        入場は無料です。自由に入退場できます。

 

チーム予定

 

1日目  5月19日(土)

9:00  開会式(ほっともっと)

14:10 1回戦 対大阪ジャガーズ(サブ球場)

 

2日目  5月20日(日)

10:50  準々決勝 対静岡ドリームスと北九州フューチャーズの勝者(ほっともっと)

13:00  準決勝 対トーナメント勝者(ほっともっと)

15:10  決勝戦 対トーナメント勝者(ほっともっと)

17:00  閉会式(ほっともっと)

 

※ 試合開始時間は、進行状況によって前後する場合があります。

  雨天の場合は中止、どちらか1日のみ開催となる場合があります。

  1回戦に敗れた場合は、2日目は9:00より、会場近隣の神戸市立工業高等専門学校グランドでの交流戦出場となります。

 

なお、今大会でのチームの戦いぶりや結果についてのご報告は、5月下旬にお知らせする予定です。







  














“交流戦” 報告

埼京線・浮間舟渡駅前にある『北区立浮間中学校』その野球部に、“ブルサン00番”宮本選手の息子さん、一喜選手が所属しています。少し日時を経てからの報告になってしまいましたが、3月18日日曜日、“親子ゲンカ”ではなくて「交流戦」が、野球部の生徒さん及び関係の方々のご尽力により実現しました。


アップを終え、コーチの入念な指示に耳を傾けて肯く浮間中のメンバー。

アップを終え、コーチの入念な指示に耳を傾けて肯く浮間中のメンバー。

 


こちらブルサンは相手を意識しつつ… 「声だけは負けるな!」

こちらブルサンは相手を意識しつつ… 「声だけは負けるな!」

 


ウォームアップの際に響く、相手コーチの大きく通る声での指示と、ハッキリと返事する選手の様子に、特に少年野球や中高の部活の経験があるブルサンの選手達は、原点に帰る想いで気が引き締まったのではないでしょうか?円陣でのキャプテン石垣の指示も「声では絶対負けないように!」でしたが、どうだったのか…?



試合前のルール説明と挨拶。お互い“ガチ交流”を心に期す!

試合前のルール説明と挨拶。お互い“ガチ交流”を心に期す!

 


初回『4番・父ちゃん』の一打が打撃戦の号令となる。

初回『4番・父ちゃん』の一打が打撃戦の号令となる。

 


親子4番対決!“仁義なき打撃戦”

試合は初回から“ケンカさながら”の仁義なき激しい打ち合いとなりました。先攻のブルサンは『4番・宮本』が、息子の守るライト前へ「突っ込んで来い!」と言わんばかりのヒットを落としてチャンスを拡げ、相手押し出しで先制後も続くチャンスに、セカンドスタメン抜てきに応える上島のタイムリーで追加点!勢いに乗りました。



ブルサンの司令塔 小峰も始動。

ブルサンの司令塔 小峰も始動。

 


浮間中の4番は『息子・一喜』ファーストの父に応えるかの様に打ち返す!

浮間中の4番は『息子・一喜』
ファーストの父に応えるかの様に打ち返す!

 


…が、豊富な練習を積む浮間中、甘くはなかったです。先発高橋が制球に苦しむ様子を見逃さず、見極めながらも好球はしっかり打ち返されました。『4番・一喜』も快打で応酬。2番手の大森からも追加点を奪った浮間中が序盤で大量リードしました。


「浮間中学のみんな 打ってみろよ!」 オトナ渾身の力投(大森)

「浮間中学のみんな 打ってみろよ!」 オトナ渾身の力投(大森)

 


力投に応えた!オトナの打撃(日暮)

力投に応えた!オトナの打撃(日暮)

 


松下も豪快にフルスイング

松下も豪快にフルスイング

 


真剣勝負がもたらす爽やかな笑い

年もちょっと余分に取ってることもあり、ブルサンのほうが試合のリズムに乗るのが少し遅れた感もありましたが、中盤には追撃態勢に入り、タイムリーを重ねて4点差まで追い上げました。ピッチャーの大森も立ち直り、後を受けた河井も追加点を許さずにきましたが、相手も球速のある左右の投手が次々に登場し、こちらもあと1点が取れませんでした。大森が放ったセンター後方への当たりも背走して好捕。浮間中の鍛えられた守備に脱帽です。



ブルサンにリズムを呼び込んだ河井のピッチング

ブルサンにリズムを呼び込んだ河井のピッチング

 


田中の一打で意地の追撃も…あと一息(三走・日暮)

田中の一打で意地の追撃も…あと一息(三走・日暮)

 


終盤には田中が登板。中学生達も、普段はあまり対戦しないであろう左サイドスローからのボールに戸惑っていましたが、いつもの活動の中では田中が弟のように可愛がっている一喜くんが、ライト前へ素早いゴロの打球を綺麗に打ち返しました。強烈な恩返しに、直後の田中の一塁への牽制球がいつもより多かった様な…時には笑いも交えつつ、両チーム爽やかに9回ウラまで戦い抜きました。

 

試合結果 : 東京ブルーサンダース 6 - 10 北区立浮間中学校 (9回)



初回にタイムリーを放ち、その裏元気に守備に就く上島。

初回にタイムリーを放ち、その裏元気に守備に就く上島。

 


セカンドでスタメン抜てきの上島

(スタメン抜てきに応え初回ライト前にタイムリー)満塁のチャンスに、自分は意識するといい結果が出ないので、来た球を思いっきり振ろうと思った。中学生は強かった。



グランド各所からの浮間中選手の試合の観察力・分析力も大きな戦力。

グランド各所からの浮間中選手の
試合の観察力・分析力も大きな戦力。

 


浮間中学校野球部監督 滝川先生

障害者野球のプレイヤーの皆さんの“キビキビした動き”が非常に目につきました。うちの選手でも、両手両足でプレーしていますが、最初の緩慢な動き出しが原因で球際で焦ってエラーする様子が見られます。グラブを外したその手で投げるといった、速くキビキビした皆さんのプレイから、選手たちは何かを感じ取ってもらいたいし、見習って欲しい。あと、そちらの投手の、球の内外への出し入れは、うちの選手も勉強になったのではないか?

試合後コメント 宮本

打てなくて悔しい!ただ、今の時期(3月)は5月の全国大会に向けた調整段階ということで(笑)監督とコーチが協力して、厳しく指摘できるコーチがいて、選手達も言ってくれるおかげでキビキビ動けている。自分が想像していたよりもしっかりしたチームだったので安心しました。

 

浮間中学校野球部の生徒さん及び関係者の皆さん、ありがとうございました。爽やかな気持ちでプレイすることが出来ました。



(右から)浮間中・滝川監督 宮本 山形。次は暑いグランドでの熱戦を約束。

(右から)浮間中・滝川監督 宮本 山形。
次は暑いグランドでの熱戦を約束。

 


チームは現在、全国大会に向けて実戦練習を中心に調整に励んでいます。5月19日 ほっともっとフィールド神戸での開会式でお会いしましょう。次回更新はは5月下旬、全国大会での戦いぶりをお知らせします。

取材・構成 山形重人