旧コラム

東京から但馬へ、世界へ!

世界に響いた、青い稲妻

 

初出場のプエルトリコを含む世界5ヶ国が出場した世界大会。会場の但馬ドームも“初出場”

初出場のプエルトリコを含む世界5ヶ国が出場した世界大会。
会場の但馬ドームも“初出場”

 

第3回、世界身体障害者野球日本大会が11月1日2日、兵庫県立但馬ドームにおいて、アメリカ、韓国、中華台北、プエルトリコ、そして開催国日本の5ヶ国が出場のもと開催されました。

 

第3代、身体障害者野球日本代表ナショナルチーム『不死鳥JAPAN』へ、我が東京ブルーサンダースからは、「田中寿明・背番号1」「山﨑晃裕・背番号7」が選出されこの大会に出場し、矢本総監督が運営・競技委員として携わりました。

 

大会は、初出場のプエルトリコが投打にケタ違いのパワーを見せつけ、アメリカがベースボールの母国としてのプライドを表し、アジア勢の韓国中華台北も過去2回出場の経験を糧に飛躍的なチーム力アップを見せ、世界大会史上まれに見る大激戦となりました。身体障害者野球の母国・日本代表も、得意のスモール・ベースボールで、王者として世界各国を迎えうち、結果3勝1敗で日本、アメリカ、プエルトリコの3国が並び、相互の勝敗は各1勝1敗、総得失点差によりアメリカが大会初優勝。日本は惜しくも届かず、世界第2位となりました。

 

ここでは、ブルサン2選手の活躍ぶりを中心に、大会の模様をご紹介します。

 

第1戦 日本代表10-2韓国代表


開幕投手はエースの証明。前回大会の香野に続いて、今大会は田中が務める。

開幕投手はエースの証明。
前回大会の香野に続いて、今大会は田中が務める。

 

身体障害者野球を始めてからずっと目指してきた日本代表のマウンド。最高の舞台へ

身体障害者野球を始めてからずっと目指してきた日本代表のマウンド。
最高の舞台へ

 

1番大事な初回を抑えた!これでいけるぜ。

1番大事な初回を抑えた!これでいけるぜ。

 

田中の力投に応えた!同点の3回表、山崎の打球がレフトへグングン伸びる!!勝利を呼ぶ3ベース

田中の力投に応えた!
同点の3回表、山崎の打球がレフトへグングン伸びる!!
勝利を呼ぶ3ベース

 

日本代表1番レフト ノッてるヤマちゃんが代表も乗せちゃう活躍。

日本代表1番レフト
ノッてるヤマちゃんが代表も乗せちゃう活躍。

 

<背番号7 山崎晃裕>

(韓国戦2安打含む全打席出塁)

なかなかタイミングが合わないので納得は出来ませんが、1本目のレフトオーバーはボール1個分手元に引きつけていい当たりが打てました。(4打席目いい当たりも相手センターのグラブに触れ記録エラー、実質3安打?の質問に)まあ、それは…惜しかったですね(笑)



世界を魅了した田中の素晴らしいピッチングフォーム。見事に開幕戦勝利投手。

世界を魅了した田中の素晴らしいピッチングフォーム。
見事に開幕戦勝利投手。

 

<背番号1 田中寿明>

(開幕戦に先発し4回2失点で勝利投手!見事に重責を果たす)

三振も少なく調子は良くなかったです。開幕先発を伝えられ、緊張感を楽しもうと思いましたが、やっぱり普段とは違いました。代表ではコミュニケーションも取れ、楽しく野球させて頂いてます。(神戸コスモスの選手が主に使用する)関西弁も慣れましたよ(笑)

 




第2戦 日本代表10-0中華台北代表


野球がしたいという障害を持つ人たちに、夢と希望を与える台北代表ピッチャー。日本打線も苦戦する。

野球がしたいという障害を持つ人たちに、
夢と希望を与える台北代表ピッチャー。
日本打線も苦戦する。

 



第3戦 日本代表6-1プエルトリコ代表


ヤマちゃんが止まらない! 今度はライトへ2点タイムリー

ヤマちゃんが止まらない! 今度はライトへ2点タイムリー

 

皆さん間違いありません。打席にいるのは7番ライト田中です! 右打席から打球はセンター前へ

皆さん間違いありません。打席にいるのは7番ライト田中です!
右打席から打球はセンター前へ

 

咲き誇れの横断幕を背に(山﨑)

咲き誇れの横断幕を背に(山﨑)

 

誇りを高く抱き、咲き誇る笑顔で!?全力プレー(田中)

誇りを高く抱き、咲き誇る笑顔で!?全力プレー(田中)

 



第4戦 日本代表0-5アメリカ代表 閉会式


最終回、山崎が立ち向かう

最終回、山崎が立ち向かう

 

今大会に特別協賛を頂いたJX-ENEOSの野球部OB、レッドソックス田沢投手による講評

今大会に特別協賛を頂いたJX-ENEOSの野球部OB、
レッドソックス田沢投手による講評

 

大会優秀選手賞を受賞した山崎だが、この時は悔しさでいっぱいのはず。リベンジを期すべく、ブルサンに戻ってリスタート。

大会優秀選手賞を受賞した山崎だが、この時は悔しさでいっぱいのはず。
リベンジを期すべく、ブルサンに戻ってリスタート。

 




そして、我がブルーサンダースは、この但馬ドームの舞台で15日、16日と「全日本身体障害者野球選手権大会」を戦います。昨年に続く決勝進出、そして初の日本一を達成すべく、この日本代表の戦いぶりに刺激を受けつつ、精一杯戦ってまいります。ご支援ご声援、よろしくお願いいたします。

 

以下詳細です。

 

第16回 全日本身体障害者野球選手権大会

 

大会期間…11月15日(土) 16日(日)

大会会場…兵庫県立但馬ドーム

        入場は無料です。自由に入退場できます。

 

 

なお、今大会でのチームの戦いぶりや結果についてのご報告は、12月上旬にお知らせする予定です。


次は俺らの番だ! 天下を獲る!!

次は俺らの番だ! 天下を獲る!!